「ソフトテニス大会運営ツールキットVer.2.0」プログラムについて

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 目次

  1.Ver.2.0版プログラムについて

  2.Ver.2.0版で新たに加わった主な事柄

  3.Ver.2.0版プログラムの提供について

 1.Ver.2.0版プログラムについて

ソフトテニス大会を運営するに際して必要な様々な事前準備,大会後の結果公表Webページ作成に関わっての各種の図作成など,それらを出来るだけ簡単なユーザインターフェースの下で統一的に扱えるプログラムが必要と考え,「ソフトテニス大会運営ツールキット」プログラム(Ver.1.0)を開発し,以来それを重宝してきました。Ver.1.0版がある程度の形を得て誕生したのは,2008年3月でした。

「ツールキットVer.1.0」プログラムは,その開発以前から用いていたJava系軽量スクリプト言語Groovyによる部品プログラムをWebアプリケーション・フレームワークであるGrailsを用いて1つのまとまったプログラムに統合したものでした。開発以後の各種大会の準備や結果の公表にあたって,開発の際に意図した通りの働きをしてはくれましたが,利用にあたってその都度様々な微修正を重ね改善を図りつつ用いてきたことも事実です。多くの修正の結果,プログラムコードも複雑化し見通しも段々とすっきりしないものとなってきていました。

開発から約2年余り,スクリプト利用から3年余り経過した2010年9月頃,それまでに加えられた修正点を取り込むと共に,取り扱い項目の多様化,ユーザインターフフェースの一層の改善を図るため,改訂版「ソフトテニス大会運営ツールキットVer.2.0」プログラムに作り替えることとしました。以後,実際の大会準備や結果公表にあたってはVer.1.0版を利用しつつ,一方でVer.2.0版の開発を進めると云う歩みで進んできましたが,ここ2011年6月末に来てやっとVer.2.0版にたどり着いたところです。作業を始めた頃に約3ヶ月と踏んだ予定が,次第次第と延びてやっと,です。

Ver.2.0版で出来ることは,改善され項目が多様化しているとは言え基本的にはVer.1.0版と変わりません。また,プログラムを実行・利用するための環境もVer.1.0と変わっていません。それらについては,「Ver.1.0版について」を参照ください。新たに加わった主な事項については後述します。

Ver.1.0版で,プログラムで作成するグラフィックスとしてSVG(Scalable Vector Graphics)ファイルを基本としました。当時はSVGファイルを直接取り扱うことの可能なWebブラウザも多くは無く,SVGファイルからJPEGファイル,PDFファイルを作成しては,Webページ作成にあたってそれらを用いることが必要でした。今でも多くの場合事情は同じかとは思いますが,とは言え,SVGファイルを表示可能なWebブラウザも随分と多くなってきました。SVGファイルを直接Webページに用いても差し支えない環境が整いつつあるように感じます。本ホームページでも,最近の大会結果を示す図として<参考>としつつもSVGファイルを掲載しているところです。「ツールキット」プログラムの利便性が一層高まることが期待されます。

尚,Ver2.0版プログラム開発には,Webアプリケーション・フレームワークであるGrails Ver.1.3.4を用いています

 2,Ver.2.0版で新たに加わった主な事柄

Ver.2.0版プログラムでは,Ver.1.0版に比して幾つかの事柄が新しく加わっています。

  • 大会種目とそのサブ種目,種目・サブ種目のマッチ形式(タイプ)

    大会に於ける種目(Event)をそのマッチ形式(タイプ)により分類,種目にはサブ種目(SubEvent)を付属させる様にしました。種目により付属するサブ種目が決まるタイプもありますが(以下のBLT1タイプ,BLT2タイプ),TNTタイプやLGSタイプの種目では,トーナメント形式(TNTタイプ)やリーグ形式(LGタイプ)のサブ種目を付属させることが出来る様になっています。3,4位決定戦や各ブロック1,2位等による決勝トーナメント戦,決勝リーグ戦など,サブ種目の選択により種目マッチにバラエティを持たせることが可能です。

    • トーナメント形式(TNTタイプ)種目
      • TNTタイプサブ種目 LGタイプサブ種目 ⇒ 3,4位決定戦,5~8位決定リーグ戦など
    • 単一ブロックのリーグ戦形式(LGタイプ)種目 ⇒ サブ種目無し
    • 複数ブロックに分かれて予選リーグ戦を行う(BLT1タイプ)種目
      • TNTタイプサブ種目(デフォルト) ⇒ 1位(2位,3位)決勝トーナメント戦
    • 複数ブロックに分かれて予選リーグ戦を行う(BLT2タイプ)種目
      • TNTタイプサブ種目(デフォルト) ⇒ 各ブロック1,2位等による決勝トーナメント戦
    • 複数ブロックに分かれて予選リーグ戦を行う(LGSタイプ)種目
      • TNTタイプサブ種目,LGタイプサブ種目,LGSタイプサブ種目 ⇒ 各ブロック1,2位等による決勝トーナメント戦,決勝リーグ戦
  • シングルスマッチ,15ポイントマッチに対応

    Ver.1.0版では,ダブルスマッチ,3~9ゲームマッチに取り扱いの焦点を合わせていましたが,Ver.2.0版では,シングルスマッチの普及状況に鑑み,シングルスマッチ,15ポイントマッチにも対応するよう改善しました。

    • シングルスマッチ対応
      • プレーヤー表示等に於いてペア単位でなく個人プレーヤー,単一クラブを表示
    • 15ポイントマッチ対応
      • スコア入力画面に於いて15ポイントマッチに対応
      • スコア入り結果表示画面・図に於いて15ポイントマッチに対応
  • ソフトテニスハンドブックに準拠したスコア表示

    この点については,Ver.1.0版でも修正を施しつつ対応してきたところですが,棄権者や失格者のスコアについて,日本ソフトテニス連盟の「ソフトテニスハンドブック」に示された記述方法に(100%とは云えないまでも)可能な限り準拠した記述・表現としました。

    • トーナメント図に於ける棄権者(途中棄権の場合も含む),失格者のスコア表示
    • リーグ戦結果表示図に於ける棄権者(途中棄権の場合も含む),失格者のスコア表示
  • JPEGPNGPDFファイル作成

    上述の様に,プログラムで作成される図についてはSVGファイルを基本としていますが,JPEGPNGPDFファイルもSVGファイル作成時に同時作成可能としています。このうち,PDFファイルはVer.2.0で新たに加わったものです。

    • 各種目,サブ種目組み合わせトーナメント戦図,リーグ戦図 等
    • 各種目,サブ種目スコア記入トーナメント戦図,リーグ戦図等
  • ユーティリティプログラムの充実

    Ver.1.0版に於いても幾つかのユーティリティプログラムを提供していましたが,Ver.2.0版では更に内容が充実しています。2つの例を示します。

    • 参加ペアデータテスト

      参加プレーヤー登録時にアップロードファイルとして用いるデータファイルの形式や内容の整合性をチェックします

    • トーナメントシードデータテスト

      トーナメント参加プレーヤー登録時にアップロードファイルとして用いるデータファイルのシード番号についてチェックします。同クラブ内での同士討ちを避けるヒントが得られます。

 3.Ver.2.0版プログラムの提供について

「ソフトテニス大会運営ツールキットVer.1.0」プログラムについては,その開発以来,編集者自身により,様々なソフトテニス大会に関わって利用してきました。

多度津町スポーツ少年団小学生ソフトテニス大会,多度津町長杯ソフトテニス夏季・冬季大会,第2回・第3回西日本小学生ソフトテニス大会等に於いてはその準備と結果公表に於いて,また香川県下で開催される小学生各種ソフトテニス大会の結果公表Webページ作成等に於いて,といった具合です。本ホームページの「新着情報」ページや,香川 県ソフトテニス連盟Webページ上の小学生に関わるソフトテニス大会結果等の記事は,その殆どが「ソフトテニス大会運営ツールキットVer.1.0」プログラムにより得られた結果に基づいて作成されたものなのです。

「面白そうだから一度試してみようか」などとお考えの方がいましたら連絡ください。実際に大会運営に携わる方々を対象とさせて頂きますが,出来るだけ利用環境に合わせた形でのプログラムの提供を考えています。プログラムを楽しんで頂くと同時に,ご意見を頂きながらより使い勝手の良いツールとして改善していきたい願いです


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